毎日がジャイアントステップス

弟子入り修行中のジャズドラマー。初心者ならではの目線で書いてます。ジャズドラムの基本、レッスンのこと、練習、セッション、ライブレポ。お店の紹介などなど。

ロックペーパーシザーズ!ジャズミュージシャンがジャンケンをしたら…

小学生が階段でやるグリコジャンケン。
グリコ、チヨコレート(ヨが大文字なのがミソ)、パイナツプル(ツが大文字なのがミソ)。
1975年生まれ、アラフォーど真ん中世代ならいざ知らず、未だにこの文化は受け継がれていることをヒシヒシと感じる今日この頃。
平成生まれの現役小学生たちにも脈々と引き継がれ、その流れは令和にも伝えられることも間違いないだろう。



(https://www.google.co.jp/amp/s/gamp.ameblo.jp/youngy/entry-11992050522.htmlより画像拝借)


…て、くだらない前置きはさておき。
そんな子供たちの姿を見てふと思い浮かんだインスピレーション。


もしギタリストがやったら、こうなるにちがいないと確信したのがこちら。



ジャズギターが、まさかの小学生文化との融合である。


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しかし、これだけではなんだか物足りない!どうせやるなら、ほかの楽器も何かあるはずだ。
そう思って、無い知恵を一生懸命振り絞ったのがこのベースネタ。



パーに合わせてパーシー・ヒースて…。
彼の名前を知っているなんて、おそらくジャズミュージシャン、リスナー以外ほとんどいないはずだ。
これを機会にせっかくなので、パーシー・ヒースの演奏を聴いてもらおう。


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しかしまあ、小学生文化によって日本国民の1人でも多くに知られたなんて、彼もまさか知る由もないだろう。


で。ギター、ベースときたので、やっぱり本業のドラムは外せない!
てことで



もうギャル用語まで登場するという始末。
日本国内で、こんなカオスなジャズネタでブログを書いてる人間も、そうそういないだろう。もはやおバカの真髄かもしれないな。
しかーし!グレッグ・ハッチンソンは何を隠そう、ちぐさの推しドラマーベスト5に入るジャズドラマーなのである。
繊細なレガートワークでありながら、ドラムのスポットライトとも言えるバースになると、ここぞとばかりに大胆になる。
そのギャップ萌えが、私にはたまらない。どうせなら、これを機に紹介しちゃおう。


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そんなわけで、まとめると。


小学生が階段でやるグリコジャンケンを、ギタートリオがやったらこうなる!


グリス
ちょっぱや
パット・メセニー


…、うん。メセニー先生のインパクトにてまとめた点は否定いたしません。


Live 1976 FM Broadcast

黒本AtoZ-007 オール・ザ・シングズ・ユーアー

オールシリーズ最終編、と言っても3曲しかなかった…。まあそれだけオールで始まる曲たちの出題頻度が多いということだ。


この曲はいまだに結構手こずる。イントロの拍数の取り方が変則的。演奏者のリズム感に大いに左右される。
ドラマーは基本的に自分がリズムを引っ張っていくが、その波長が他のプレイヤーと合っているとは限らない。
そういう部分が出やすいのが、変拍子ミックスな曲である。


俺についてこい!そんなドラマーを目指そうと嫌でも思わせてくれる1曲である。


Jerome Kern Collection (Piano-Vocal Series)


オール・シングズ・ユーアー

とりあえずこれ聴いておこう

リー・モーガン(トランペット)


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原曲は作曲家のジェローム・カーンによってミュージカルVery Warm for Mayの挿入歌として作られた。しかしそれでは少々マニアックな方向に行きそうなのでここでは割愛する。


で、数多くのミュージシャンたちに演奏されてきた中で、このテンポがもっともよく聴くのであえてこれにした。


イケメントランペッターのリー・モーガンによる7tet。管楽器が4本もあるが、それぞれが思い思いのプレーをし、ブラス特有の賑やかさはそれほどない。

バックの演奏はきわめてオーソドックスで、この曲のお手本のような安定した内容。
セッションで聴くのに慣れた耳にはやけに安心感がある。

ちぐさ’sセレクト(ジャズドラマー的推し)

東海林由孝(ギタリスト)


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湘南の孤高のギタリスト、東海林さんによるギタートリオ。
こういう三拍子にアレンジしまうのも潔いけど、これが意外とハマるのだ。


これは直接ライブを観て私が動画を撮影したもの。
実際の演奏では、3人のプレイヤーがそれぞれのプレイをしながらも、まとまるところはしっかりまとまっているのだ。
あ、気づいた方もいるでしょうが、ドラムはお師匠です。


なお、この時のライブレポブログはこちら
chigsajazzygiantsteps.hatenablog.com
もはやライブレポと言えるのか?(笑)

アナザーチョイスof ちぐさ(勝手に総合評価)

キース・ジャレット


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天下のキース・ジャレット大先生のピアノトリオ。
ドラムが参加する最小限の人数がトリオ。トリオは一人1人の個性がとても出やすい。


このキースは割とダイナミックで、曲調も疾走感がありながら決してゴリゴリしていない。角が取れて今時なオシャレさもあるので聴きやすい。


こういうピアノトリオはちぐさのツボである。


この曲はイントロの例のはみ出した拍の部分がキマるかどうかが生死を分けると言っても言い過ぎではない。
ライブで行う場合、メンバー全員でみっちり合わせるリハは必須だ。
また、テンポも無理に速くせず、やりやすいくらいに落として確実にキメた方が絶対にいい。
セッション頻出とはいえ、初心者に対する難易度は低くない。
ゆっくり目から確実性を持ってチャレンジしよう。

黒本AtoZ-006 オール・オブ・ユー

あれ?前回の記事と被ってない?そう思った方もいらっしゃると思いますが、いえいえ、さすがにそれはありません。
ジャズ・スタンダードのオールシリーズ(と勝手に名づけました)の1つ、オール・オブ・ユー。
前出のオール・オブ・ミー(以下、ミーと略す)が「私に」なので、こっちは「あなたに」ときたものだ。
そう考えると、前者はややわがまま、後者は尽くす系ってか?


The Songs of Cole Porter

オール・オブ・ユー

とりあえずこれ聴いておこう

エラ・フィッツジェラルド(ヴォーカル)


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本家本元はシンガー、コール・ポーターであるが、そちらよりもエラの歌声のほうが聴きやすいという理由でこっちにした。
ジャズソングの中ではかなりキャッチーで歌いやすいが、取り立ててすごく強烈な印象は少ない。
ミーが方々のセッションやライブで好んで演奏されるのに対して、ユーのほうは今一つ出現率が低い。

ちぐさ’sセレクト(ジャズドラマー的推し)

小曾根真(ピアニスト)


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日本が誇るベテランジャズピアニスト、小曾根真によるピアノトリオ。
リズム隊にジョン・パティトゥッチ(ベース)、ピーター・アースキン(ドラム)という今をときめくゴールデンコンビ、こりゃあ推さずにはいられない。

ジャズドラマーという生き物は、傾向として静かなバラードよりも軽快なアップテンポなリズムを好むようだ。
思い切り叩けるし、4バースでは一気にスポットライトを浴びれて気持ちがいい。

なんだかんだ言っても、テンポのいい曲はノリノリで楽しいし、叩いててもスカットしてご機嫌になれる。
私なんかも、スカッとしたいときはメトロノームを一気に190くらいまで上げてグルーブしていたりする。

アナザーチョイスof ちぐさ(勝手に総合評価)

マイルス・デイヴィス(トランペット)


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総合評価となると、やっぱりマイルスは外せない。
1960年にパリで行われたライブを収録したもの、ドラムがジミー・コブ、その他ポール・チェンバース(ベース)にウィントン・ケリー(ピアノ)、きわめつけにはコルトレーン(サックス)までいるという、まさに黄金期オールスターズといって過言でない。

この時代のマイルスが個人的には一番好き。その後、どんどん新しいものを取り入れてあらゆる方向にイッテしまうのも悪くないけど、ドラマーのセレクトが神だもんなぁ、この人は。

こちらは2管によるクインテット編成で、テンポはミドルの4ビート。
初心者には最もやりやすいテンポなので、練習曲や課題曲に取り入れてみるのもいいかも。
たたきやすい速さの曲中には、要所要所でブラシを入れてみるのも効率のよい練習になる。

地味で目立たない1曲だけどその分アレンジも効きやすい。
気に入ったらぜひ、好みの楽曲に仕上げてトライしてみよう。

黒本AtoZ-005 オール・オブ・ミー

ジャムセッションのド定番にもなっているこの曲。ボーカルの有無を問わずに演奏できて、またテンポも速くないので初心者にもオススメ。
そんな人気曲のオール・オブ・ミーは知っておいて損はありません。



私、マッチドグリップ派です。詳しくは後述にて。

オール・オブ・ミー

とりあえずこれ聴いておこう

フランク・シナトラ(ヴォーカル)


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名曲中の名曲なのでたくさんのミュージシャンがカバーしている。
その中でもシナトラさんは知名度が高く、かつ歌が入っていて分かりやすいという観点から選んだ。

元は1931年にジェラルド・マークスさんとセイモア・シモンズさんというお二方によって作曲されたが、あまりにマニアックすぎるので割愛した。

私自身、実はこの曲は少々苦手意識がある。
セッション通い始めた当初、初心者向けということでしょっちゅう演奏を試みるもののその分失敗も多く重ねてきた。
そのため、ちょっとしたトラウマめいたものがあるっぽい(この曲には何の罪もないけど)。

ちぐさ’sセレクト(ジャズドラマー的推し)

Duke Robillard(ギタリスト※読み仮名不明のためアルファベットそのまま)


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おそらく、アメリカで活動していると思われるプロミュージシャン。
最近お気に入りのギタートリオ、しかしこの編成はピアノとはまた違った難しさがある。

ピアノよりも和音が少なく、かつ音がこもりがちなジャズギターだが、ロックやファンクなどのようにカッティングが延々と鳴り続けることは意外と少ない。
しかもジャズギタリストって自由な発想力があるので、その時の気分やノリで風に吹かれるがごとく、フレーズで遊ぶ遊ぶ。

それゆえ、バッキングを支えるベースとドラムには、自由闊達にギターサウンドを鳴らせるようより安定感を強いられるのだ。

このドラマーもおそらくプロの方だと思われるが、しっかりしたリズムとクリアーな音が気に入った。
さらにジャズドラマーには珍しい、全編マッチドグリップ(※1)という点が私と同じなので何だか親近感がわく。

アナザーチョイスof ちぐさ(勝手に総合評価)

オスカー・ピーターソン(ピアニスト)


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カリスマピアニスト、オスカー・ピーターソンによるピアノトリオ。
見た目だけでなくピアノの音もパワフルだが、要所要所で繊細さもある。


名曲オール・オブ・ミーは、歌伴にも楽器にも使えるためセッションでは頻出曲です。
速すぎないスウィングなのでとても演奏しやすく、初心者向きなのでぜひマスターしちゃいましょう。


※1 マッチドグリップ・・・左手のスティックの持ち方の一種。

手のひらを内側に、指全体で軽く支えながら親指と手首の動きをメインにコントロールする。

細かい動きの多いジャズドラマーには、手のひらを上に向けた角度で、親指、中指、薬指の3つで支えるレギュラー・グリップが好まれる。

一方、ロックやポップス、ファンクといった、引き締まったパワフルな音がほしい場合にはマッチドが有利だ。

ジャズドラマーと言われている人のうち、レギュラーメイン、または曲によって使い分ける人が圧倒的多数なのに対して、マッチド一本で演奏するスタイルはかなり珍しい。

現役のプロミュージシャンが日曜日昼間に定期開催している貴重なセッション

自身のライブより丁度1週間後に行われた、ミュージックスクールアンビエンス主催のジャムセッションに、自分のドラム場数踏襲のためにも、参加してきました。



過去記事より、アンビエンスジャムセッションとはこちら⬇️
https://chigsajazzygiantsteps.hatenablog.com/entry/2018/09/23/204708


本日のドラマー参加人数は、ホストの森永哲則さんを含めて4人。ドラム祭りというほどでもなく、1曲叩いて休んでしっかり聴ける程度のちょうどいいバランスでした。


私などまさにそうですが、最近はそこそこ年齢が行ってからジャズ活する人も少なくありません。
そんなビギナーたちが演奏の数をこなせる貴重な機会がジャムセッションです。
そりゃそうですよ。バークリーとか芸大はおろか、音大そのものを出ていないしがないビギナーなんぞにいきなり仕事があるほど甘くないです。


でもね、じゃ、いつまでも「自分の演奏なんぞは人様に聴かせるにはとても早くて…」と、縮こまっていては上達はさらに遠ざかってしまいますからね。
そんな私たち初心者だからこそ、ジャムセッションは貴重な演奏できる、ありがたい場所。


@chigsajazzy on Instagram: “Nica's dream‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦‧✧̣̥̇‧✦ ラテンビートも少しだけど板についてきたかな。もちろん、改善の余地ありまくりだけど”


楽器をやる、歌を歌う、ひとたび決めたら恥ずかしがってる暇はありません。
私の演奏も課題が山積み、でもそれをあらゆる意味でサポートしてくれるのが、百戦錬磨のプロミュージシャンの方々です。


本気で上手くなりたいなら、ある程度ストイックに取り組まなければなりません。楽しいだけではなく、時には厳しいアドバイスもあったり、自分の不甲斐なさに撃沈することもあります。
ただ楽しむだけならそんなマイナス感情は要らない、でもやるからには楽しみながらストイックさを持ってやりたい。


@chigsajazzy on Instagram: “Easy Walker👟 初めてここに来た時に聴いた曲を、自分が演奏出来るなんて。 こういうチャンスを頂けるのはとてもありがたいことですね。”


その結果、自分の好きな曲を演奏できるチャンスを頂けるのはとてもありがたいことですね。

黒本AtoZ-004 オール・ブルース

ジャズのスタンダード曲には、やたらとオールで始まる曲が多い。
しかも彼らは別にタイトルなんてどうでもいいので、似たような名前のが並ぶ。
セッション初心者の頃は、名前と曲が一致しなくて間違えるのあるある多発だ。
そんなオールシリーズの第1弾はこれ、オール・ブルース。
文字通り、全編ブルースのこの曲はいったいどんな魅力があるのか?


All Blues

オール・ブルース

オリジナル

マイルス・デイビス(トランペット)


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帝王マイルスのクインテット。ドラムはジミー・コブ
なんというか、このダラっとしたような、でも締めるとこはきちんと締めている。
ジャズ演奏は基本的に自由で、多少ルーズなくらいが味が出る。ブルースには特に必要。
しかし脱力し過ぎるとリズムが膝カックンになるので、そんな時はちょっとだけ口を閉じよう。

ちぐさ’sセレクト(ジャズドラマー的推し)

エディー・ゴメス(ベーシスト)


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名ベーシスト、エディ・ゴメスのピアノトリオ。
何だい、またトリオかい!とツッコミを受けそうだが好きなんだから仕方がない。
ただ演奏がダラダラと長過ぎるのはちょっと難アリ。

アナザーチョイスof ちぐさ(勝手に総合評価)

ハービー・ハンコック(ピアニスト)


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ハービー・ハンコックとフリードリヒ・グルダよるピアノデュオ。
ドラマーとはいえ、たまにはドラムレスも聞くんだい。
ハービーは推しのピアニストの1人、ほんと、彼のピアノワークはどれをとってもセンスがいい。
ついでに理工学部出身、頭がいい人って違うよなぁやっぱり。
そして、グルダといえばクラシックピアニスト。
クラシック奏者にはジャズが苦手な人も少なくないが、彼は別。ハービーとも息ピッタリ。
つくづく思う、頭がいい人って違う。


オール・ブルースは3拍子というところを除けば曲そのものはそれほど難しくない。
ただ注意したいのは、こういうリズムは重くてダラダラとなりがち。
そうなると何が問題か?リズムが崩れる、ピンポーン!模範解答ですね。
そして、叩いている途中に、眠くなる…なんてことも。

黒本AtoZ-003 アリス・イン・ワンダーランド

聴いているだけでなんだかワクワクしてくる曲ってある。
今回記事にした、アリス・イン・ワンダーランドもそう。


ディズニースーパーゴールド絵本 ふしぎの国のアリス (ディズニーゴールド絵本)


幼い頃に絵本で読んだ。小さな少女アリスが、ふと見かけたうさぎの後を追いかけて穴に落っこちてしまう。
そこに広がるのは見たこともないワンダーランド、お姫様になったり巨人になったり、はたまたトランプに追いかけられたりと。
アリスに起こるめくるめく大冒険の話に、次はどうなる?とドキドキしながら読んだのを覚えている。

好奇心が旺盛で冒険心たっぷりな少女アリスがとても可愛くて、童話に出てくるキャラクターでは最も好きだ。
ちぐさ少女もアリスの真似をして、長い髪に大きめリボンのカチューシャをしていたときもあったくらい。

そんな小さな女の子の心を惹きつけるような曲でもある。

アリス・イン・ワンダーランド

オリジナル

ビル・エヴァンス(ピアノ)


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ジャズの貴公子、ビル・エバンスによるピアノトリオ。
ワルツ・フォー・デビーが世界で1番売れたジャズとして知名度がある。

その繊細なコードワークとメロディラインは、女性のみならず世界中で多くのジャズ愛好家たちを虜にした。
私生活でもかなりモテていた彼のことだから、人の心を掴んで離さない才能があるに違いない。

ワルツ・フォー・デビーと並んで、女性にイチオシしたい一曲である。

ちぐさ’sセレクト(ジャズドラマー的推し)

エディー・ヒギンズ(ピアニスト)


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イケメンピアニスト、エディ・ヒギンズによるトリオ演奏。
ビッグバンドもいいけど、トリオやカルテットなど、音数は少ない方がちぐさは好み。だって、ドラムワークがよく聴こえるから。

個人的に、このジャケットかなり萌える。美男美女がタバコとタバコで口付けしてる。
日本のタバコでやってたらなんかカッコつかないけど、これはにくい演出だね。
実際やると相当ケムイだろうけど(笑)。

アナザーチョイスof ちぐさ(勝手に総合評価)

チック・コリア(ピアニスト)


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日本でも人気の高いピアニスト、チックコリアによるピアノトリオ。
ベーシストがエスペランサ・スポルディング、ドラムはジェフ・バラードというなかなか黄金比率な組み合わせだ。
チック、エスペランサの2人がどうしても華やかなので目が行きがちだろうが、私は断然ジェフ。バラード推しだ。
美人ベースの彼女もまた、アリスを読んで育ったのかな。


どのアレンジもワルツのリズムは保ったまま、この曲はやはり3拍子でないとキマらない。
慣れるまでは3拍子は初心者ドラマーには少し難しく感じる。
しかし3拍に慣れておくと便利だ。それを2倍にすると6連になり、ジャズの基本の1つ、4ビートの中に3連を感じやすくなる。

しばらく聴いていたら、少女心がよみがえってきて、ちょっとだけときめいた。
この曲を演奏されると、もしかしたらキュンとくるかもよ?
モテたいと思っていたら、ぜひマスターしてほしい1曲である(当社比による)。


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