毎日がジャイアントステップス

ジャズドラマーの卵として、初心者目線ならではの記事がメインです。ジャズドラムの基本、ジャムセッション、ライブやお店レポ、Jazzyに感じた日常のことなど書いてます。

ハロウィンの夜、そんなに仮装したいなら自分たちで考えて企画しなさい!

🎃🎃♡happy Halloween♡🎃🎃


ハロウィンの今日、渋谷の街はエラいことになる予報。
私はハロウィンやクリスマスにパーティーをするのは全然歓迎な方だ。
でも人を傷つけたり迷惑をかけるのは絶対ダメ。
本来は収穫を祝う祭りだが、それにかこつけてイベントをやったり、物が売れたりするのはお金が回ってる証拠。
なのに渋谷に集まる若者はそんなことせずにバカ騒ぎするだけ。
なんかもったいないなぁと毎年思う。


どうしても仮装したい、騒ぎたいなら、自分たちで企画すればいい。
ライブをやってもいいし、レストランを貸し切ってもいい。
別に大人数じゃなくても、華やかじゃなくてもいいじゃん。
警察官の目を気にすることなく、心の底からバカやって楽しめるなら、そっちの方が良くない?
そういう、自分で考え企画実行することを相変わらず日本人はしない。



来年のハロウィンは、細か過ぎて伝わらない変装イベントライブでも企画するかな~。




ライブレポ、半年以上待った念願のギタートリオを観てきました

自分のライブレポと前後するが、10月19日㈮、ジャズギター3人編成のハードボイルドギタートリオを観てきた。


実はこちらのトリオ、かれこれ半年前からずっと観たいと思っていた。
しかしその時に限って、なぜか夫が帰りが遅い、子供の体調が悪い、はたまた自分まで…と、紆余曲折ありすぎて行けなかった。


今回ライブは、東海林由孝さん(ギター)、安東昇さん(ベース)、そして安藤信二さん(ドラム)というラインナップだ。
この日はOleoやBody & Soulといったスタンダードが中心、そしてラストはみんなが知ってるグリーンスリーブス。
こんなグリーンスリーブス聴いたことないなアレンジだ。


ギターの東海林さんと言えば、ジャズギタリストのみならずジャズミュージシャンの誰もが尊敬する大御所の1人。
だが、そんなすごい肩書きに関わらず、話してみるととても気さく。
さらにお洒落でセンスが良く、180センチ近くの長身、まるで俳優みたい。
そして奏でるギターサウンドもまた、美形俳優のごとく色があり深みがある。赤ワインと共に聴き入ってしまう。


ベースの安東さんは、このバンドの命名者ですが、一言で言えばストイック!
曲の中でのベースラインや演奏に向き合う集中力が半端ない!
観ているとある意味、ゾクゾクする緊張感がありながら安心感も感じられるから不思議だ。


そして、ドラムの安藤さん!
勘のいい人なら気づいたと思いますが、安藤信二さんは私のドラムの先生です。
今年の2月から本格的に通い始めて以来、行く先々で上手くなったと褒められる。
いわば、ロックドラマーを半年でジャズドラマーにしてしまうマジックをお持ちなのです。


演奏力を高めるためにはもちろん、場数を踏むのが大事です。
しかし、実はそれと同じくらい大切なのが聴くこと。
とりわけ自分の先生や尊敬するプレイヤーのライブ観戦は、すごく有効です。
自身の演奏力に行き詰まった時には、ぜひリスナーとして聴いてみましょう。


ドラムビギナーな私からすれば、ギタートリオというのは未だに不思議な編成だ。
ジャズではピアノとギターの位置づけは少し似ている。
コードでのバッキングもしつつソロも取るという、ある意味フロントとバッキングを兼ね備えている。
変化自在が求められるポジションでもある。


しかし音色やエフェクトのかけ方で大きく異なるこの楽器。音が空間的に広がるのがどうしても不得意なのが、ピアノよりもギターサウンドだ。
なのに、サウンドがシンプルだからこそ出せる、ギターにしか出来ないわざがあるのだ。


ピアノだから出来る音、ギターだから出来る音。
それを支えるのがベースとドラムだけ。
そのシンプルさゆえに、今度はどんなびっくりがあるのか楽しみになってしまう。


トリオで出来てこそ1人前、そう思わざるを得なかった。

絆を感じた久しぶりのリーダーライブ

2018年10月21日、関内ABスマイルにて
自身のリーダーライブをやってきました。


7月に茅ヶ崎で共に演奏した、女性オンリーのジャズバンドAngelic Pure Hearts。
ハロウィンということもあり、みんな思い思いの仮装をしながら、めいっぱい楽しんだ。


私も人生初のコスプレ、キキになり切ってみた。43歳のオバサンが何やってんだ(笑)と思うかもしれないが、めちゃ楽しいのだ。


演奏面ではまだまだ課題が残ったものの、前回よりは着実に進歩はしている。
毎週レッスンに通っている効果は、十分手応えを感じられるようにもなった。
なお、来てくれるお客様が退屈しないように、私たちは敢えてメジャーな曲を中心にやる。
意外にも、みんなが知ってる曲ほどごまかしが効かないから難しい。


ライブ後にはイベントタイム!
昨年好評だった、全員でビンゴ大会を今回もやった。



ライブやっていて嬉しいことは、演奏力が上がるだけでない。
運営力がつく、企画力がつく、実行力がつく、度胸がつく、勇気がつくなど。
自己実現の場にこれ程ふさわしいものはなかなかないはずだ。


しかしそれ以上にかけがえのないものは、人と人との結びつきだ。
昨日まで知らなかった者同士が、ライブをきっかけに知り合い、存在を覚えてもらえる。
また、演奏の機会を重ねるたびに共演者との絆も強まる。
さらにミュージシャン仲間も応援に来てくれ、ためになるアドバイスとともに感想をくれる。
いつもはこちらが観たり聴いたりする立場だが、この時ばかりは観られる聴かれる側になる。
初めは少し緊張したが、途中からリラックスできた。


自分が考えて実行したことで、こんなにたくさんの人が動いてくれた。
私は本当に、幸せだ。
そんなわけで、懲りずに次回2019年2月17日㈰、同じ場所、同じメンバーでまたやります!

ジャズがあったから好きになれたある物とは?

名前、自分の名前だ。
私が今SNSで名乗っている「ちぐさ」は、本名だ。
ジャズの愛好者やミュージシャンなら誰もが思い浮かぶ、あの老舗のジャズ喫茶と同じだ。


しかし私の本名はひらがなではなく漢字で「千種」と書く。
当時、女の子の名前のほとんどが「子」「美」「恵」で終わる中、私の名前はかなり目立った。



ところで、目立つ名前のメリットとデメリットをそれぞれ3つずつ挙げてみる。
メリット
・すぐに覚えてもらえる
・特別感がある
・素敵な名前と褒められることが多い
デメリット
・変なあだ名を付けられる
・間違えられやすい
・説明がめんどくさい


私は結構最近まで、自分の名前にはデメリットを多く感じていた。
現実問題、プロレスラーと言われたり(長与さんのことは決して嫌いではありません)。
間違えられるし(読み方とか、あと漢字のヴィジュアルから千穂と書かれた)。
いちいち説明する手間がある(電話口ではしずかさんと言われる)。
そんな理由から、どちらかと言うと好きではなかった。


どうせ珍しい名前にするならこんな名前が良かった。
この際だから、一時期SNSで使ってたハンドルネームを公開する。
・レナ
・ユリア
・ルミナ
…どうやらラ行に弱いのか?
あ、なんなら、今からでも呼んで頂いて構いませんよ(いや、誰も呼ばんて(笑))。



ところが結婚を機に横浜に引越し、さらに再びジャズへの熱が再燃したタイミングで、あのジャズ喫茶の存在を知った。
なんという偶然!
しかも生き別れた私の実の父が大のジャズ好き。
もしやと思って母に確認したら、特にその理由は全くなかった。
響きが好きだったのと、漢字の「千の才能の花を咲かせる種」というのにこだわりがあったという。


ジャズドラマーへの道を進んでから、ジャズ喫茶ちぐさの名前をますます頻繁に耳にすることになった。
今ではすっかり知り合いになったミュージシャン仲間が、何人もここで演奏してきた。
そして、ちぐさ賞というコンテストは今なお健在。
ここから選ばれた人たちは一流のジャズミュージシャンとして、日本のジャズシーンを牽引していく。


そんなジャズのパワースポットと同じ、それも珍しい名前を持つ私は最強の運を持っている。
だって、もし私の名前がちぐさでなく、かつもう少し若くて女の子を授かったら、ちぐさちゃんとつけるだろう。


今私は、ちぐささん、ちぐちゃん、ちょっとロシア風にちぐさっち、などと呼ばれている。ジャズ仲間は誰も苗字で呼ばない(まあ公開してないからだけど)。


そんなちぐさですが、今日、ライブやります!
ライブの他に、楽しい企画用意してお待ちしてます。
💀👿🎃👻ハロウィンをご一緒に、いかが?
[

ジュリーの騒動に思う、出演サイドとしての意識改革とは

ちぐさはときどきだが、今注目の話題についても扱ってみる。


沢田研二 客少なく公演中止 | 2018/10/18(木) 18:02 - Yahoo!ニュース
今(2018年10月19日現在)、世間を注目させている、元スーパースターの公演ドタキャン騒動だ。
ジュリーといえば、セクシーなルックスとキャッチーで親しみやすい歌が魅力だったという。
私が幼かった頃、テレビでもよく見かけたけど、子供ながらにカッコイイお兄さんだなと思っていた。
晩年になり、あの頃の容姿はなくなったものの、歌声は変わらず。円熟味を持った今はむしろ別の味があると、往年のファンたちから相変わらずの人気があった。


A SAINT IN THE NIGHT


そんな彼が、ありゃあやっちまった(汗)である。
理由やら真相やらはあれこれ飛び交ってるけどここでは置いておこう。
しかし、一つだけ言える真実がある。
彼のライブのために、多くの人が待ちわび、仕事や家事を調整し、この日のためにたくさんの時間を使ってきたことだ。
そして、歌手だけでなくライブ会場のスタッフや運営会社など、1人の公演のためにたくさんの人が時間とお金をかけて動いているのだ。
それが今回のドタキャンで、一気に閉ざされてしまった。


彼ほどのスターでなくとも、地元のバーでライブする場合でもそれは同じ。
出演者のために店を開けてくれるマスターやスタッフ、自分たちのライブに来てくれるというお客さん(たとえ家族でも)、そしてスケジュールを開けて一緒に演奏してくれる共演者。
私がライブをするというその瞬間にも、これだけの人が動く。
ただ感謝しかない、自分のために時間を作ってくれたこと、お金を払ってくれることに。


お客様は神様ですという言葉は、最近色々物議を醸している。
だからめったやたらに連発するのは気が引ける。
けどやはり、ライブに来てくれるお客様は、どんな人でも有難い存在だ。
マチュア思考なのは承知だけど、たとえ1人でも聴きに来てくれる人がいたら、私はその人の前でドラムに魂を入れる。


そういうわけで、明後日、ハロウィーンライブやります!
秋の夜長に、横浜でジャズを楽しむのはいかが?

否定には打ち消し返しを、ないない思考からの脱却とは

私たちは日常的に否定表現をよく使う。
~ない、非~、無~など、行為や形容詞を打ち消すやつだ。
言霊があると思ってるので、こういった表現はできれば避けたいものだがそうもいかない。
かといって、なんでもかんでもネガポ変換しても、無理矢理ポジティブで終われば本末転倒だ。


その否定表現たちをちょっとだけ毒消しする、いわば逆イエスバット方式を使ってみる。
~ないけど~だ、非~でありながらも~だ、無~でも~、といったようにね。
例文としてはこんな感じ。
このフレーズ今は叩けないけど、やりたいなら練習が必要だ。
一見非効率でありながらも、実はそのプロセスからはこんな大切なことが見いだせる。
無理かもしれない、でもとりあえずやってみよう。



そうするとどうだろう。
現実的かつ建設的に問題解決できるような気がする。
②の例文まさしく、否定から入るのってパッと見は遠回りだ。
しかしプチ毒消しの過程で、じゃあどうすればいいのか?と立ち止まって考える。
すると思わぬ解決法を見いだせる時もあるのだ。
~でもなければ~でもない、などという、neither A nor Bなんて言われちゃ身も蓋もない。


言葉を発しながら考えるという、ちょっと見切り発車な方法。
でもあーでもないこーでもないと悶々とするよりはずっとアクティブだ。
自分の話し言葉や書き言葉を、少しだけ振り返ってみよう。
いかに否定しているか、よく分かるはず。
でも否定する自分を否定するのは辞めよう。
一旦は打ち消しても、それを打ち消し返しすればいいのだから。

横浜関内でおすすめのジャズスポット~ABスマイル

横浜といえばジャズの街、ジャズの街と言えばJR京浜東北線関内駅周辺。
横浜市内随一のオフィス街であり、各官公庁も集中する。
近隣にはみなとみらいや馬車道、中華街や石川町もほど近い。
またベイスターズの本拠地球場もあるため平日休日昼夜問わず、比較的にぎわっている。
そんな関内Station周辺には、魅力あるジャズライブバーも多い。


その中でも寄り選りなのがABスマイル。
横浜や都内で活躍する一流ミュージシャンが演奏している。
また即興演奏のジャムセッションも行われ、プロミュージシャンのみならずアマチュアにとっても演奏のチャンスがあるありがたい場所だ。
そんなABスマイルに、昨日4回目のライブ観戦に。



はい安定の大好き、塩川光二さんのカルテットですね。
今年の2月に行き始めて以来今回で4回目とか、どんだけ好きなんだよと我ながら思う。
それもそのはず、リーダーでありサックス奏者の塩川さんのプレイが、新主流派大好きな私のツボだから。
今回はオリジナル曲が増え、ライブ中の半分以上を占めていたが、そんなこと気にならないくらい楽しめるのだ。
作曲が下手っぴーな人の楽曲は聴くに堪えないし、そういう人に限ってマイワールドへのどや顔感が半端ない。
しかし塩川さんの曲については、そんなこと全く思わずに聴けてしまう。


なおこちらは以前Facebookに書いた、5月のライブの様子記事より一部抜粋
(この時点ではブログの再開設が終わっていなかった。)


以下引用およびリライト
安藤さんのドラムは相変わらずで、昨日は手を使ったパーカッション奏法みたいなのが結構頻繁でした。
大胆かつ繊細(これいつも言ってる笑)、ずっと見てても飽きないんです。


そして今回は、他の演奏者さんについても。
塩川さんのサックスは、温厚な人柄とは裏腹に、新主流派にピッタリな切れ味がシャープ、時にスーパードライ、時にビターな大人の音色。
ピアニストの阿部さんは、水彩画のようなアーティスト感あるピアノな時と、アップテンポになると御自身も口ずさんで弾いているスリリングなのが印象的です。


前回と同様、ジャズ友のヴォーカリストMiimiiと一緒に美味しくお酒を飲み、マスターとも楽しくトークしました。
終わった後に珍しいドラムショットが…👀
まあしかし昨日もよく飲んだ(笑)


こんなひと時を持てるなんて、大袈裟なのは承知で言うけど、ちぐさは世界一幸せだと思います。
引用ここまで


4回目の今回はいつものメンバーの他、ベーシストが変更していた。
高橋陸さん、弱冠22歳という若さだが安定感はばっちり、ベテランに混ざっても何ら遜色なし。
ジャニーズばりのあどけないイケメンなのに、奏でるベースサウンドは芯が強くてリズムもブレない。
いやまあ、おばちゃんこれから楽しみだよ、なミュージシャンだ。


今年はもうスケジュールの関係でこれが締めになってしまったが、来年頭にまた行う予定とのこと。
新主流派(※注釈1)のミュージシャンや音楽が好きなら、行って損はないライブだ。


またライブバーのABスマイルは店内が広く、ゆったり過ごせる。
アルコールはもちろん、フードメニューもあり、飲食しながらジャズを楽しめる。
オーナーの山本さんは、ぱっと見は長身なイケメンで取っつきにくいと思いきや、お茶目でユーモアもあり、楽しい人だ。
アートへの理解も大変深いので、ジャズ以外にそちらの話題でも盛り上がれる。
月曜日を除くほぼ毎晩ライブ、セッションがあり、土日には昼間から聴けるチャンスもあります。
ABスマイルの情報はこちら
ABSmile 横浜関内に生まれた新音楽空間 A.B.Smile 親しみやすく快適な場所を提供 - TOP Of A.B.smile


(※注釈1)
なお、ここから段落終わりまでガチなジャズバナですので、読み飛ばしていただいて構いませんが。
新主流派と言えば、骨太だけどクールでミステリアス、時に色気のあるサックスの音が特徴的だ。
ウェイン・ショータージョー・ヘンダーソンなどはその代表例。
他にもピアノ界の大御所ハービーハンコックや前衛的トランぺッター、フレディハバードなど、数多い。
この流派で活躍したドラマーといえばやっぱり、我らがエルヴィンジョーンズ、他ジョー・チェンバースやトニー・ウィリアムズ、ジャック・デジョネットなど、ジャズドラマーたちの神的存在だらけだ。
また、マイルス・デイビスなどジャズの王道たちとも繋がりがあり、新しいジャズを取り入れていった革新派な側面もある。