あーもー!あなたの圧が強いピアノがもう聴けないなんて!
本音言っちゃうと、彼のピアノは少し苦手だ。
よく言えば情熱的、ダイナミック。
しかし私にはそれが激しすぎて、圧が強い。
フルアルバム聴くと、食あたりしたような感覚をおぼえる。
しかし彼が築いた功績は大きい。
モダンジャズ、新主流派の道を作り、現代のジャズに大きなインスピレーションを与えたのは間違いない。
私の大好きなウェイン・ショーターやジャック・デジョネット、ロン・カーター、彼らと同期くらいだ。日本人だと、渡辺貞夫さんとも近いか。
あのようなスタイルになったのは、コルトレーンに合わせたからとか、そんな話も聞いたことがある。
唯一、このGiant Stepsは大好き。たった1人のピアノの音が、えもいわれぬ迫力とエモーション豊かなGSを作り出す。
この世界観は、天才少年ピアニストのジョーイ・アレクサンダーでさえまだまだ追いついてない。
あーでも…ずっと聴いてるとやっぱり疲れる。
それでも言うよ。
もっと私を食あたりさせてほしかった。マッコイ、ありがとう。RIP