楽器が劇的に上手くなる、たった一つの心がけとは
好きを徹底的に追求すること、はい、以上!
て、これじゃあ話終わっちゃうね。
ではね、大切なことだから2度言います。
好きを徹底的に追求する
そんなことで上手くなるなんて、ずいぶんお気楽なやつだと思うだろう。
でも何でそんな風に思ったのか、それは紛れもない実体験から。
私がジャズドラマーになるぞ!と決めてから独学期間を含めて2年と10ヶ月になろうとしている。
初めの頃はもう無我夢中で、ただひたすら演奏がしたい、仲間がほしいの一心だった。
当時から私の推しがジェフ・ワッツ様であることは変わりないが、色んなミュージシャンの演奏スタイルを見て、私ももっとしっかりしなきゃと思った。
だからバカみたいにセッションに行きまくり、友人ミュージシャンのライブにも足繁く通った。
しかしそれをやってるのは始めたばかりの初々しい頃まで。ある時、急に「私は、俺はこうなりたい!」の虫が湧いてくるのだ。
こんなドラムを叩きたい
こんなライブをやりたい
もう我欲の塊も甚だしい。
だったらいっその事、好きを徹底的に追いかけた方がはるかに効率的だ。
だって、やることは同じだもん。基礎練とか基礎練とか基礎練とか…。
何が言いたいかって言うと、色んなミュージシャンを聞いて世界を拡げる時期がひと段落したら腰を据えて、自分の好きや、なりたいに忠実になった方がいい。
たとえばエルヴィン・ジョーンズみたいになりたかったら、「エルヴィン・ジョーンズに俺はなる!」て、モンキー・D・ルフィのごとく叫んで、ひたすら基礎からみっちりやる。
憧れのあの人に少しでもなれるなら、基礎練なんて全然退屈なものでもないじゃん。
そして、毎日積み重ねてきた基礎練の成果は裏切らない。
たまに、あ、1歩後退した?と思うことはあっても、トータルで考えたら後退ではないから。
好きが見つかってないうちなら、見聞を広げるのはもちろんいいことだ。しかし1度好きを見つけたら、まずはあなたの気持ちに素直になってみよう。
ということで、私はサックス4tetをどんどんやりたい!