黒本AtoZ-004 オール・ブルース
ジャズのスタンダード曲には、やたらとオールで始まる曲が多い。
しかも彼らは別にタイトルなんてどうでもいいので、似たような名前のが並ぶ。
セッション初心者の頃は、名前と曲が一致しなくて間違えるのあるある多発だ。
そんなオールシリーズの第1弾はこれ、オール・ブルース。
文字通り、全編ブルースのこの曲はいったいどんな魅力があるのか?
オール・ブルース
オリジナル
ちぐさ’sセレクト(ジャズドラマー的推し)
エディー・ゴメス(ベーシスト)
名ベーシスト、エディ・ゴメスのピアノトリオ。
何だい、またトリオかい!とツッコミを受けそうだが好きなんだから仕方がない。
ただ演奏がダラダラと長過ぎるのはちょっと難アリ。
アナザーチョイスof ちぐさ(勝手に総合評価)
ハービー・ハンコック(ピアニスト)
ハービー・ハンコックとフリードリヒ・グルダよるピアノデュオ。
ドラマーとはいえ、たまにはドラムレスも聞くんだい。
ハービーは推しのピアニストの1人、ほんと、彼のピアノワークはどれをとってもセンスがいい。
ついでに理工学部出身、頭がいい人って違うよなぁやっぱり。
そして、グルダといえばクラシックピアニスト。
クラシック奏者にはジャズが苦手な人も少なくないが、彼は別。ハービーとも息ピッタリ。
つくづく思う、頭がいい人って違う。
オール・ブルースは3拍子というところを除けば曲そのものはそれほど難しくない。
ただ注意したいのは、こういうリズムは重くてダラダラとなりがち。
そうなると何が問題か?リズムが崩れる、ピンポーン!模範解答ですね。
そして、叩いている途中に、眠くなる…なんてことも。