黒本AtoZ-003 アリス・イン・ワンダーランド
聴いているだけでなんだかワクワクしてくる曲ってある。
今回記事にした、アリス・イン・ワンダーランドもそう。
幼い頃に絵本で読んだ。小さな少女アリスが、ふと見かけたうさぎの後を追いかけて穴に落っこちてしまう。
そこに広がるのは見たこともないワンダーランド、お姫様になったり巨人になったり、はたまたトランプに追いかけられたりと。
アリスに起こるめくるめく大冒険の話に、次はどうなる?とドキドキしながら読んだのを覚えている。
好奇心が旺盛で冒険心たっぷりな少女アリスがとても可愛くて、童話に出てくるキャラクターでは最も好きだ。
ちぐさ少女もアリスの真似をして、長い髪に大きめリボンのカチューシャをしていたときもあったくらい。
そんな小さな女の子の心を惹きつけるような曲でもある。
アリス・イン・ワンダーランド
オリジナル
ちぐさ’sセレクト(ジャズドラマー的推し)
エディー・ヒギンズ(ピアニスト)
イケメンピアニスト、エディ・ヒギンズによるトリオ演奏。
ビッグバンドもいいけど、トリオやカルテットなど、音数は少ない方がちぐさは好み。だって、ドラムワークがよく聴こえるから。
個人的に、このジャケットかなり萌える。美男美女がタバコとタバコで口付けしてる。
日本のタバコでやってたらなんかカッコつかないけど、これはにくい演出だね。
実際やると相当ケムイだろうけど(笑)。
アナザーチョイスof ちぐさ(勝手に総合評価)
チック・コリア(ピアニスト)
日本でも人気の高いピアニスト、チックコリアによるピアノトリオ。
ベーシストがエスペランサ・スポルディング、ドラムはジェフ・バラードというなかなか黄金比率な組み合わせだ。
チック、エスペランサの2人がどうしても華やかなので目が行きがちだろうが、私は断然ジェフ。バラード推しだ。
美人ベースの彼女もまた、アリスを読んで育ったのかな。
どのアレンジもワルツのリズムは保ったまま、この曲はやはり3拍子でないとキマらない。
慣れるまでは3拍子は初心者ドラマーには少し難しく感じる。
しかし3拍に慣れておくと便利だ。それを2倍にすると6連になり、ジャズの基本の1つ、4ビートの中に3連を感じやすくなる。
しばらく聴いていたら、少女心がよみがえってきて、ちょっとだけときめいた。
この曲を演奏されると、もしかしたらキュンとくるかもよ?
モテたいと思っていたら、ぜひマスターしてほしい1曲である(当社比による)。