マスター、ズボン貸してください〜ちぐさジャズ活
2019年4月25日、安定のABスマイルにて安定のハードボイルド・ギタートリオ(HBG3と勝手に略してます(笑))。
最近は色素沈着が気になるので赤ワインから白ワインに変更。
今回のメンバーは、ギタリストにはおなじみの東海林由孝さん、ドラムはお師匠こと安藤信二さん、そしてベースは期待の新生、高橋陸さんという御三方でした。
昨日の曲目はハード・バップ系からバラードまで、リズム的にはかなり幅広く楽しめました。
こころなしか、ドラムの音が大きくてパワフルにも感じられ、ドラマー日和に尽きるなぁと観覧してました。
ところで…。今回の記事タイトル、ネーミングが少しおかしなことになってますが、別にお酒で粗相をしたわけではありません。
1stステージが終わり休憩タイムに、何やら曲名とセッションという言葉がちらほらと…。ま、私には関係ないかー、と思ってふーんて聞いてたら
ちぐささん、1曲叩く?
…
え?えー?!私はびっくりしてしまいました。そしてあろうことか、その時は一旦躊躇したのです。
なぜなら…。
この日の服装は、なんと膝丈のタイトスカート…。およそドラムなど叩けません。
セッションタイムがあるとは思っていなかったし。しかもスティックケースも不携帯、この日は完全に非演奏スタイルでした。
でも、何だか諦めきれずにいました。というのも、ベーシストの陸さんは超売れっ子で全国を飛び回っている人気プレイヤー。そんな人と演奏できるなんて、そんなチャンスはもう二度とないかもしれない。
せっかくの機会を、たかだかファッションを理由に逃したくない!でも一体どうすれば…。もう服屋はやってないし、どうしたって足は開かなきゃならないし…思わず私のスカートよ、ズボンに化けろなどと魔法をかけようとしたくらい。
その時思いついたんです!
マスターに借りよう!
マスター、ズボンあったら貸してくださいー!
ダメ元で聞いてみるとマスターが別の部屋のドアを開けてゴソゴソし始めたら、なんと!あったんです!
何事も言ってみるものだなぁ、と、足の長いマスターのズボンに足を通しながら実感したのでした。
マスターのズボンのおかげで無事に参加できたセッションタイム、大好きなNo Greater Loveをミドルテンポくらいで叩きました。
ズボンの件もあってか、自他ともに認めるガチガチ状態でしたが、めったにないチャンスをちゃんと掴めたので、とてもハッピーなちぐさでした。
なお、7月10日(水)、東海林さん&安藤さんのホストで、同じくABスマイルにてジャムセッションがあります。今から楽しみぃ。
終了後の安定の中華、余った分をなんとパック詰めして持ち帰りしました。五目焼きそばや鶏のナッツ炒めなど4パック分ありましたが、翌日には無事完食しました。