毎日がジャイアントステップス

弟子入り修行中のジャズドラマー。初心者ならではの目線で書いてます。ジャズドラムの基本、レッスンのこと、練習、セッション、ライブレポ。お店の紹介などなど。

ジュリーの騒動に思う、出演サイドとしての意識改革とは

ちぐさはときどきだが、今注目の話題についても扱ってみる。


沢田研二 客少なく公演中止 | 2018/10/18(木) 18:02 - Yahoo!ニュース
今(2018年10月19日現在)、世間を注目させている、元スーパースターの公演ドタキャン騒動だ。
ジュリーといえば、セクシーなルックスとキャッチーで親しみやすい歌が魅力だったという。
私が幼かった頃、テレビでもよく見かけたけど、子供ながらにカッコイイお兄さんだなと思っていた。
晩年になり、あの頃の容姿はなくなったものの、歌声は変わらず。円熟味を持った今はむしろ別の味があると、往年のファンたちから相変わらずの人気があった。


A SAINT IN THE NIGHT


そんな彼が、ありゃあやっちまった(汗)である。
理由やら真相やらはあれこれ飛び交ってるけどここでは置いておこう。
しかし、一つだけ言える真実がある。
彼のライブのために、多くの人が待ちわび、仕事や家事を調整し、この日のためにたくさんの時間を使ってきたことだ。
そして、歌手だけでなくライブ会場のスタッフや運営会社など、1人の公演のためにたくさんの人が時間とお金をかけて動いているのだ。
それが今回のドタキャンで、一気に閉ざされてしまった。


彼ほどのスターでなくとも、地元のバーでライブする場合でもそれは同じ。
出演者のために店を開けてくれるマスターやスタッフ、自分たちのライブに来てくれるというお客さん(たとえ家族でも)、そしてスケジュールを開けて一緒に演奏してくれる共演者。
私がライブをするというその瞬間にも、これだけの人が動く。
ただ感謝しかない、自分のために時間を作ってくれたこと、お金を払ってくれることに。


お客様は神様ですという言葉は、最近色々物議を醸している。
だからめったやたらに連発するのは気が引ける。
けどやはり、ライブに来てくれるお客様は、どんな人でも有難い存在だ。
マチュア思考なのは承知だけど、たとえ1人でも聴きに来てくれる人がいたら、私はその人の前でドラムに魂を入れる。


そういうわけで、明後日、ハロウィーンライブやります!
秋の夜長に、横浜でジャズを楽しむのはいかが?

否定には打ち消し返しを、ないない思考からの脱却とは

私たちは日常的に否定表現をよく使う。
~ない、非~、無~など、行為や形容詞を打ち消すやつだ。
言霊があると思ってるので、こういった表現はできれば避けたいものだがそうもいかない。
かといって、なんでもかんでもネガポ変換しても、無理矢理ポジティブで終われば本末転倒だ。


その否定表現たちをちょっとだけ毒消しする、いわば逆イエスバット方式を使ってみる。
~ないけど~だ、非~でありながらも~だ、無~でも~、といったようにね。
例文としてはこんな感じ。
このフレーズ今は叩けないけど、やりたいなら練習が必要だ。
一見非効率でありながらも、実はそのプロセスからはこんな大切なことが見いだせる。
無理かもしれない、でもとりあえずやってみよう。



そうするとどうだろう。
現実的かつ建設的に問題解決できるような気がする。
②の例文まさしく、否定から入るのってパッと見は遠回りだ。
しかしプチ毒消しの過程で、じゃあどうすればいいのか?と立ち止まって考える。
すると思わぬ解決法を見いだせる時もあるのだ。
~でもなければ~でもない、などという、neither A nor Bなんて言われちゃ身も蓋もない。


言葉を発しながら考えるという、ちょっと見切り発車な方法。
でもあーでもないこーでもないと悶々とするよりはずっとアクティブだ。
自分の話し言葉や書き言葉を、少しだけ振り返ってみよう。
いかに否定しているか、よく分かるはず。
でも否定する自分を否定するのは辞めよう。
一旦は打ち消しても、それを打ち消し返しすればいいのだから。

横浜関内でおすすめのジャズスポット~ABスマイル

横浜といえばジャズの街、ジャズの街と言えばJR京浜東北線関内駅周辺。
横浜市内随一のオフィス街であり、各官公庁も集中する。
近隣にはみなとみらいや馬車道、中華街や石川町もほど近い。
またベイスターズの本拠地球場もあるため平日休日昼夜問わず、比較的にぎわっている。
そんな関内Station周辺には、魅力あるジャズライブバーも多い。


その中でも寄り選りなのがABスマイル。
横浜や都内で活躍する一流ミュージシャンが演奏している。
また即興演奏のジャムセッションも行われ、プロミュージシャンのみならずアマチュアにとっても演奏のチャンスがあるありがたい場所だ。
そんなABスマイルに、昨日4回目のライブ観戦に。



はい安定の大好き、塩川光二さんのカルテットですね。
今年の2月に行き始めて以来今回で4回目とか、どんだけ好きなんだよと我ながら思う。
それもそのはず、リーダーでありサックス奏者の塩川さんのプレイが、新主流派大好きな私のツボだから。
今回はオリジナル曲が増え、ライブ中の半分以上を占めていたが、そんなこと気にならないくらい楽しめるのだ。
作曲が下手っぴーな人の楽曲は聴くに堪えないし、そういう人に限ってマイワールドへのどや顔感が半端ない。
しかし塩川さんの曲については、そんなこと全く思わずに聴けてしまう。


なおこちらは以前Facebookに書いた、5月のライブの様子記事より一部抜粋
(この時点ではブログの再開設が終わっていなかった。)


以下引用およびリライト
安藤さんのドラムは相変わらずで、昨日は手を使ったパーカッション奏法みたいなのが結構頻繁でした。
大胆かつ繊細(これいつも言ってる笑)、ずっと見てても飽きないんです。


そして今回は、他の演奏者さんについても。
塩川さんのサックスは、温厚な人柄とは裏腹に、新主流派にピッタリな切れ味がシャープ、時にスーパードライ、時にビターな大人の音色。
ピアニストの阿部さんは、水彩画のようなアーティスト感あるピアノな時と、アップテンポになると御自身も口ずさんで弾いているスリリングなのが印象的です。


前回と同様、ジャズ友のヴォーカリストMiimiiと一緒に美味しくお酒を飲み、マスターとも楽しくトークしました。
終わった後に珍しいドラムショットが…👀
まあしかし昨日もよく飲んだ(笑)


こんなひと時を持てるなんて、大袈裟なのは承知で言うけど、ちぐさは世界一幸せだと思います。
引用ここまで


4回目の今回はいつものメンバーの他、ベーシストが変更していた。
高橋陸さん、弱冠22歳という若さだが安定感はばっちり、ベテランに混ざっても何ら遜色なし。
ジャニーズばりのあどけないイケメンなのに、奏でるベースサウンドは芯が強くてリズムもブレない。
いやまあ、おばちゃんこれから楽しみだよ、なミュージシャンだ。


今年はもうスケジュールの関係でこれが締めになってしまったが、来年頭にまた行う予定とのこと。
新主流派(※注釈1)のミュージシャンや音楽が好きなら、行って損はないライブだ。


またライブバーのABスマイルは店内が広く、ゆったり過ごせる。
アルコールはもちろん、フードメニューもあり、飲食しながらジャズを楽しめる。
オーナーの山本さんは、ぱっと見は長身なイケメンで取っつきにくいと思いきや、お茶目でユーモアもあり、楽しい人だ。
アートへの理解も大変深いので、ジャズ以外にそちらの話題でも盛り上がれる。
月曜日を除くほぼ毎晩ライブ、セッションがあり、土日には昼間から聴けるチャンスもあります。
ABスマイルの情報はこちら
ABSmile 横浜関内に生まれた新音楽空間 A.B.Smile 親しみやすく快適な場所を提供 - TOP Of A.B.smile


(※注釈1)
なお、ここから段落終わりまでガチなジャズバナですので、読み飛ばしていただいて構いませんが。
新主流派と言えば、骨太だけどクールでミステリアス、時に色気のあるサックスの音が特徴的だ。
ウェイン・ショータージョー・ヘンダーソンなどはその代表例。
他にもピアノ界の大御所ハービーハンコックや前衛的トランぺッター、フレディハバードなど、数多い。
この流派で活躍したドラマーといえばやっぱり、我らがエルヴィンジョーンズ、他ジョー・チェンバースやトニー・ウィリアムズ、ジャック・デジョネットなど、ジャズドラマーたちの神的存在だらけだ。
また、マイルス・デイビスなどジャズの王道たちとも繋がりがあり、新しいジャズを取り入れていった革新派な側面もある。

こう見えても私、〇〇を一番大切にしています

人と人との繋がり。
私のことを通じて、これまで見知らぬもの同士だった人が繋がってくれること。
ライブでもセッションでもその他何でもいい。
そこに対して、私のおかげだなんてこれっぽっちも思っちゃいない。


もちろん色んな性格の人がいる。
オープンな人もいれば人見知りな人もいる。
気が合うと思わないのに無理に繋がる必要はない。
でもやっぱり、自分の目の前で新たな繋がりが生まれるって、本当に幸せだと思う。


こんなこと言ったら、いかにも「ご縁に感謝」を連呼しまくってるお花畑頭に見えるかもしれない。
いや、もしかしたら私そうなのかも、この際だから認めちゃう。
でもね、私はただ、あることを実行しているだけだ。


行きたい場所に行く
会いたい人に会う
やりたいことをやる


とっても簡単なこと。


というわけで、そんな繋がりがあったらいいなと期待しつつライブ告知です!


日時♡10月21日㈰19時30分より
場所♡関内ABスマイル
MC♡2,000¥(飲食別途)


昨年のbirthday企画でやったちぐさプレゼンツ、好評につき今年もやります🎃
ラッキーは誰の手に?!👀


どなた様も大歓迎です。
ちぐさを見て見たい人、共演仲間のお友達の方、その他大勢の方!
是非来てくださいね(≧∇≦)

ジャズドラマーが絵本作家のぶみさんに捧げる1曲

炎上名人の絵本作家のぶみさんが、またもやスバラシイお母さんソングを作った。
それがこれ↓↓↓
のぶみ新作絵本『はたらきママとほいくえんちゃん』炎上――何が働く母親を怒らせるのか?|サイゾーウーマン


まあこの歌、この騒動についての感想は置いておく。
人それぞれ思うところはあるけど、概ねこのサイト内の千田さんの意見に同意。


そこで、今年の冬に大炎上させたあの歌↓↓↓
あたしおかあさんだからが炎上した理由は何?のぶみのコメントは? | なるへそのゴマ
じゃじゃーん、で、出たーーー!
そうです。
かの有名な「あたし、お母さんだから」
子育て中のママ達から猛烈なブーイングを受けたあの歌。


あの頃から何も変わっていないのぶみさん炎上記念に、ジャズドラマーから1曲捧げましょう(≧∇≦)


ドラムで叩いてたの おかあさんになる前から
ファンク聴いて ジャズ聴いて
立派に叩けるってイキがってた

今は修行してる ジャズを叩くため
毎週レッスン行くの 上手くなりたいから
あたし おかあさんだけど

あたし おかあさんだけど
眠いまま23時までセッションしてるの

あたし おかあさんだけど
大好きなチーズは譲らない

あたし おかあさんだけど
ポケモンの名前知らないの

あたし おかあさんだけど
アニメよりジャズのことばかり

あたし おかあさんだけど
あたし ジャズドラマーだから

枯れてたよ ジャズドラマーになる前
好きなこと犠牲にして やりたいこと我慢して
考えるのはくだらない人間関係ばかり

今は自分も仲間も 全部好きな人ばっかり
家でドラムの練習してたら
あなたが真似してきて嬉しい

あたし おかあさんだけど
あたし ジャズドラマーだから
苦手なボサノバ頑張るの
あたし ジャズドラマーだから
こんなに頑張れるの
あたし おかあさんだけど
いいジャズドラマーでいようって頑張るの

あたし おかあさんだけど
あなたもジャズも同じだけ大事

あたし おかあさんだけど
あたし ジャズドラマーだから

もしも ジャズドラマーになる前に
戻るなら それは地獄への入り口
あいつらのとこに行くの 周りのために我慢するの
それ ぜーんぶやめて
いま あたしジャズドラマー

それ全部より ジャズドラマーになれてよかった
あたしジャズドラマーになれてよかった
あたしジャズドラマーになれてよかった
あたしおかあさんにもなれてよかった

だってあなたにあえたから


あなたにピッタリのパワースポットの探し方教えます!

いいことないかなぁ〜。なんかつまんないなぁ〜。誰か何とかしてくんないかなぁ〜。
なんて思ってる他力本願なそこのあなた!
是非ともパワースポットに行きましょう!


え?でもパワースポットて言ったって、たくさんあり過ぎて分かんない!
ったく、どこまで他力本願なのですかね。
簡単なことですよ。


自分にとって、居心地のいい場所こそが、あなたのパワースポットなのだ。


行きたい場所に行き、会いたい人に会い、やりたいことをやる。
これを実行するだけで、あなたの居場所を簡単に見つけられる。
だから神社やお寺などの神聖なる場所でなくてもいい。
森林浴ができる、空気が綺麗でなくてもいい。
酒飲みにとったら常連の居酒屋は最高に居心地がいい。
サッカー観戦が大好きなら、サッカー場の熱気が気持ちいい。
工場マニアの人からしたら、無機質で巨大な鉄の建物に囲まれてるだけで幸せだろう。


自分だけの、オリジナルなパワースポットを見つけよう。



藤沢インディアンサマーセッション10月の陣に参加してきました。
21日のライブリハ4時間した後にも関わらず、全然疲れなかった。
それどころか、リズムが安定してきた、あなたのドラムで気持ちよく演奏できるなど、今回はマジで嬉しい褒め言葉のオンパレードでした。
あ、もちろん、ここもパワースポットの1つですよ。:+*1+:。

*1:*´艸`

楽して物忘れを激減させる方法とは?

好きなことに関する予定を最優先させる。
そしてそこに他の予定をぶち込む、以上。


人間の脳みそって実によく出来ていて、楽しみにしていることというのはそう簡単に忘れないのだ。
逆につまらない予定や、ちょっとメンタルブロックを感じる用事などはつい忘れてしまいがちだ。


[:imaカンパイー
かんは


だから私は、スケジュール帳には真っ先に音楽活動の予定を書き込む。
この日はセッション、別のこの日はライブ、そのまた別の日はレッスンといった具合にだ。
そこに合わせて、ライター仕事の配分を考え、さらには学校関連の予定と照らし合わせる。
それをしたおかげで、忘れん坊女王だった私が一気にしっかり者へと昇格した。


ジャズドラムを始める前は、ただひたすら与えられたスケジュールを埋めるだけ。楽しみにしていた予定などほとんどなかったから、無機質に書き込んでいく。しかしその結果、色んな盛れがありたくさんの人に迷惑をかけたものだ。


好きなことをはじめてからは、そういうポカが大幅に減った。
やはり人間、好きなことはしないといけないのだ。


1度しかない人生、なるべくならストレス少なく楽しみ多くでいたい。