毎日がジャイアントステップス

弟子入り修行中のジャズドラマー。初心者ならではの目線で書いてます。ジャズドラムの基本、レッスンのこと、練習、セッション、ライブレポ。お店の紹介などなど。

週一のレッスン通いが私にとってすごいことではない理由とは

よく言われることの1つに「週一でレッスン行ってるの?すごいねー。」という内容がある。


もちろん、褒められているので素直に嬉しいし、その褒め言葉をありがたく受け取っている。
実際に、講師をしているベテランの方々からも、1人の生徒がレッスンに通う頻度は多くてもせいぜい月に3回程度までという話もよく聞く。
でも、なぜだか自分自身のそんな行いがすごいだなんて、まったく思えない。なんて言うか、そこ褒められると背中がくすぐったくて仕方がない。


今のお師匠の元で2017年2月より指導を受け始めてから1年と半年あまり、年末年始以外1週間に1度ほぼ欠かすことなく通い続けている。


私からすれば、始めた年齢が遅いからこそ数をこなさないと上達しないから、ただそれだけの理由だ。
小学生がピアノ教室に通う頻度が概ね週一、その上達度を前週比100とすれば、40過ぎの大人だったら50もいけばいいところ。
子供と違って色んな習得速度が鈍い上に、家事や仕事などやることもあるわけだから個人練習の時間も限られてくる。効率よくかつ数を増やすという管理能力も求められてくる。


それをするために私は比較的自己裁量の効くフリーライターと、シフトが選べて時間の短いコールセンターの派遣社員のダブルワークに仕事を変えた。
ライフワークにライスワークを合わせる、それができる環境にいるのはある意味恵まれてるけど、自分でどうにかしようと思えば出来なくもないのだ。
月謝という出費問題についても、自分に対する一生モノの投資だと考えたら高くない。もし家計を圧迫するなら、その分稼げばいいだけ。


なので私にとって週一レッスンというのは難しいことでもすごいことでもなんでもなく、出来ることをやっているだけ。そして、ジャズドラムが大好きだからやっているだけ。
でも好きなことをただしてるって、すごいことなのかな?未だに若干不思議だ。
だって、エルビンジョーンズが好きという理由だけで、へーすごいねー!て、ならないじゃん(笑)。


おっと!これは決してあなたのことをディスっているのではないので、その辺は誤解なくね。
冒頭でも書いたように、そのようにストイックに見られることは大変光栄なので。大切なことなので2度言ったからね!
あとは量に質が追いついてくるだけ(それが難しいけど)。その日が来たら、本当に私ってすごい、て思えるのかも…。