千種ジャズ活まとめvol3~リーダーライブ編
サムネイルを見て「んんんっ?!」と思った方もいるだろう。
昨日まで2日間に渡ってライブ鑑賞について書き綴ったので、間にちょっと違うテイストも時にはぶっ込んでみる。
えっと、人のライブばかり見に行ってるわけではなく、一応自分のリーダーライブもやってますよ報告という意味で。
2019年は計3回と控えめでした。
まあ父のがん闘病のこととか、仕事のこととか、ジュニアの中学校生活とかちょっと忙しなかったというのがあり。
リハーサルの時間もなかなか難しいのと、自分自身のドラムにもまだ少し不安があったから。
今年の実績としては数少ないけど、その分1つずつのステージにじっくり取り組んだ。
私はドラムの他にMCもする。そして5月には叩きながら歌うという初の試みも、さらに11月にはドラムレスでパプリカを歌ってみた。
いつもお世話になっている先輩ミュージシャンの方が、仲間を大切にするように言う。
ものすごく当たり前のように感じるが大切なこと。
だって、たかだか2年ちょっとしかやってないペーペーに根気よく付き合ってくれるんだもの。
ライブに来たことのある人ならご存知だと思うが、私たちは藤沢市にあるインディアンサマーというジャズバーのジャムセッションで出会った。
もしあの場所がなければ、今頃こんな風に切磋琢磨しながらも、ライブでハジけることがなかったかもしれない、考えてみればすごい確率での出会いなのだ。
形は少し変えながらも、なんだかんだで丸1年半以上続いてる。
これからもお世話になるよ、よろしくね。
あ、追伸。前出の仲間を大切にの彼こそが、インディアンサマーの出会い場を作った張本人でもある。
2019-2-18
関内ABスマイル
APH5tet
(Vo葉月みわこ、Saxひろりん、pf近藤紀代子、WbYukako)
2019-5-12(母の日)
新子安しぇりる
(ピアノ・トリオにて)
千種ジャズ活まとめvol2~ライブ鑑賞編
昨日に引き続き、年末総まとめ特集を。
ライブ鑑賞編第2弾!
私のドラム友達(ちなみに女性ドラマーです)で、これまたよく誰かのライブに行っている人がいる。
私が行くペースが大体月に1~2くらいだが、その彼女は週に1回、いや下手したら2、3くらい行ってる感じがする。
好きなプレイヤーだけでなく、友達ミュージシャンの応援としても行っている。それでいて自分のライブ活動やセッション参加にも積極的、とにかく行動力があって素直にリスペクトしちゃう。
彼女いわく、ライブを観ることが1番勉強になるとのこと。
それまでの私は、セッションや自らライブをやるなど、演奏の場数を増やすことこそが上達の道だと信じ込んでいたし、実際完全に間違いとも言えない。
しかしそれだけではダメと気づかせてくれたのが彼女の言葉だった。
確かに演奏ばかりしていたら、できることは増えていく。
だがそこで怖いのが自分が見えにくくなること。
不思議なもので人間はうまくなればなるほど自信がつく、と同時に自分を見失う。
人が指摘したことに耳を貸せなくなるし、どんどんやりたいようにやってはさらに見誤るという悪循環になりかねない。
もちろんそれに気づかせてくれるありがたい仲間もいるが、レベルが対等になってなぁなぁになるほどよく分からない褒め殺し大会に逆になるから怖い。
そんな時は、ライブで他のプレイヤーを観ると、意外にも自分の足元に気づくのだ。
自分の足りない点、苦手なフレーズ、目指したい着地点。
個人レッスンからでもそれはもちろん得られるが、ライブという曲が流れ時間が待ってくれない中でだとより大きな気づきを得られる。
6.2019-4-25
ABスマイル
ハードボイルド・ギタートリオ(以後略してHBG3とする)
(Gt東海林由孝さん、Wb高橋陸さん)
8.2019-6-7
しぇりる
ピアノトリオ
(pf田島良一さんfrom鹿児島、Wb山田晃路さん)
9.2019-6-19
ABスマイル
HBG3
(Wb小牧良平さん)
10.2019-7-13
上町63
ピアノトリオ
(Wbカイドーユタカさん)
千種ジャズ活まとめvol1〜ライブ鑑賞編
2019年内に鑑賞したライブ、参加したセッション、そして自分で行ったライブについてまとめてみた。
この一年でこんなにたくさんのミュージシャンに出会い、そしてここには書ききれない仲間もたくさんいる。
千種のドラムはこのような場で得られるインスピレーションを材料に、どんどん作られて変化していく。
それはドラムからだけにとどまらない。
ベースやピアノ、ギター、サックス、ヴォーカルなど耳にした全ての楽器から取り込まれていく。
まずはライブ鑑賞編から行こう。
今年鑑賞したライブは20回。回数こそそこそこあるものの、意外にもあちこちで色んな人を見聞きするのではなく、お気に入りのライブを厳選して行っている。
もちろん、観たいライブはたくさんある。参加したいセッションもしかり、リーダーライブももっと増やしたい。
しかしまだ小学生の子供がいて、なおかつ扶養範囲の稼ぎの中だとどうしても限られる。
この状態はまだ何年か続くだろうが、その分一つずつのジャズ活に重みがある。
あなたはもっと見聞を広めるべきだ、そのように意見してきた人も少なくないし、間違ってはいない。
でもね、何でもかんでも広げればいいわけでない。
それよりもむしろ、自分が選んで納得しているものほど価値があるというのが私の信条だ。
自分の観たい、聴きたい、参加したい、やりたい気持ちに素直になる。
そしてその気持ちに忠実になった時に得られるものは大変大きい。限りある時間、有意義に生きたい。
日にち、場所と共に()内は参加ミュージシャン氏名。
なお、ドラマーは全て師匠の安藤信二さんのため、()内記載は省きました。
1.2019-1-13
新子安しぇりる
ギタートリオ
(Gt中牟礼貞則さん、Wb吉野弘志さん)
3.2019-3-9
馬車道上町63
ピアノトリオ
(Pf米田正義さん、Wb安東昇さん)
4.2019-3-16
茅ヶ崎Story Ville
ギタートリオ
(画像提供※溝口慧さん)
感謝するのはご縁にじゃないよ!!
昨日、自身の今年の漢字を記事にして気づいたこと。
ご縁に感謝というフレーズに対して抱いていた、ちょっとした違和感について。
何かにつけて、ご縁に感謝という耳あたりの良い慣用句を見かける。
それ自体は全然悪いことではないけど、何だかちょっとした違和感を感じ続けていた。
その違和感とは
なぜ目の前にいる人ではなく、目に見えないご縁に感謝するのだろうか。
今日楽しかった、嬉しかった、幸せだったのは、他ならぬあの人がこの場所で自分と同じ時を過ごしたからではないのかい?
もちろん、そこで生まれる繋がりは無色透明だから目に見えない。
でも、あの時にいたあの人は見えるじゃん。
だからさ、これからはこう言おう。
ご縁に感謝、じゃなくて
今日一日楽しませてくれてありがとうの意味を込めて
あなたに感謝
そう言われて嬉しくない人など、どこにいるのだろうか。
ちぐさ、今年の漢字
毎年この時期になると発表されるのが今年の漢字。
2019年はやはり、令、でしたね。
元号が変わるなんて滅多にない上に、平成から令和になったのはまさに今年しかないから。
で、自分自身の漢字についても考えてみる。
2019年、ちぐさの漢字は
「会」
なぜか?
ちぐさの会はこんな感じだ。
去年の出会いが引き続き安泰
対人関係がとにかく良かった2018年、その時の関係はそのままに続いている。
ライブにも実に良く行ったし、少しご無沙汰していたセッション通いも再開し、こちらも安定している。
リーダーライブは3回と若干少なかったものの、1回のステージで得られるものは大きく、バンドとして演奏力も絆も固まってきた。
その他、ライター仕事も引き続き安定。決して高収入とは言えないけど、私には合ってるみたい。
このライター経験を活かして、来年密かに考えてることがある。
適度に起こった新しい出会い
去年の出会いにプラスアルファ、新しい仲間が増えた。
宮崎に遠出して、たくさんのいい人たちと楽しく過ごした。
またセッションに仲間を誘って、そこからさらに輪が広がっていった。
ついでに新しい仕事とも「出会った」。
唯一良くなかったのが父のすい臓がん発覚。
しかしここで私は、すい臓がんという病気や抗がん剤の知識、そして父が命をかけて入れ込んできたこととも「出会った」のだ。
新しい出会いはもちろん嬉しいものだが、多すぎると少し疲れてしまう。
今までの人間関係の2割から3割くらいがちょうど良い刺激になる。
ご無沙汰の人でもまた会える気がする
環境とは一年ごとに変わるものなので、当然少しご無沙汰になった人も少なくない。
しかし別に大きな禍根を残したとかではなく、たまたまタイミングが違ってただけ。
ご無沙汰してて久しぶりに会ったのが従姉、彼女の仕事の隙間の短い時間だったけど、とても有意義な話をした。
今私と長らく会っていない人に伝えたい。
私はいつでも、あなたとまた会えることを歓迎しています、と。
総評すると、今年は前年で築いた人間関係を大きく崩すことなく、さらに適度に新しい出会いがあったという、まさに理想的な対人運だった。
ご無沙汰している人ももちろん何人かいるが、特別大きな喧嘩別れなどではないから、まあまたタイミングが合えば会えるだろう、と。
てなわけで、2020年も、また会おうね!
ミュージシャンのSNS投稿は動画をガンガン使うべし
ジャズに限らずミュージシャンに言えることだが、SNSの活用の仕方がもったいない人がたくさんいる。
それは動画を投稿していないこと。
確かに、インスタ映えするジャズバーで演奏するスタイリッシュな写真に惹かれることも少なくない。
しかし、リスナーが求めているのは外見よりも音なのだ。
どんなにイケメンや美女であっても、いざライブで聴いてみると、歌がひどかったりリズムがガタガタであるとガッカリ感は半端ない。
逆に冴えない見た目、どこにでもいそうな普通の人でも、キレキレな演奏を聴かされたら一気に惚れてしまう。
まあ私の仲良くしているミュージシャンは全員ハンサム、美人だけどね。
せっかくのFacebookやインスタ、どうせ告知するなら、写真よりも動画を使おう!
顔を出すのが恥ずかしいなら音声だけでもいい。
音で魅せる、それがミュージシャン!
ミュージシャンの命はやっぱり音!
あなたの持つ素敵な音とリズムを、たくさんの人に伝え届けよう。
※ライブ告知※
11月30日(土)
13時から17時
関内ABスマイル
https://absmile.jimdo.com/
出演者
ひろりん(Sax)
近藤紀代子(ピアノ)
Yukako(ウッドベース)
Chigsa(ドラム、プレゼンター)
料金
3,000(ワンドリンク込)
スタンダードジャズからゴリゴリのモードや新主流派の他、今回は大ヒットしたJポップのジャズアレンジを大幅に追加!誰もが知ってるあの歌も満載なので、ジャズの初心者さんも楽しめること必須です!
動画は藤沢インディアンサマーでのセッションにて。
Donna Lee 20191103 session@Indian Summer - YouTube
引き寄せって本当にあるんだと実感した
昨日の、野毛ジャンクアンビエンスジャムセッションにて。
サックスプレイヤーでもあり、大好きなバンドメンバーでもある、ひろりんが撮ってくれた(≧∇≦)
野毛ジャンクは先日12周年を迎えたとのことで、セッションお開き後にワインで( ´ ▽ ` )ノ🍷 カンパーイ
その後は場所を移して、ラグビーに沸き立ちながらふたたび( ´ ▽ ` )ノ🍺カンパーイ
思えば、2年近く前の冬。独学に限界を感じ、知ってる人ゼロという完全アウェイな状態で、全く初めての店に飛び込んだ。それが野毛ジャンク。
今ではほぼ毎月参加し、存在も覚えてもらいもはやホームグラウンドの1つとなった。
あの時があったから師匠や素晴らしいミュージシャン、楽しい音楽仲間とも出会い、その関係は今でも続いてるし、今後もずーっと続くはず。
もしジャンクがなかったら、今なおウロウロと独学状態を続け、上達もしないままライブはおろか、ジャズドラム自体を続けていたかさえも疑問だ。
本当に、感謝しかない。ありがとう、そしてこれからもよろしく。野毛ジャンクBANZAI!